ジャジャジャジャーンはピピピピーだった!
ららら♪クラシック 2016/04/02(土)の録画を見て、衝撃を受けています。
先週の土曜日「らららクエスチョン」スペシャル!の回です。
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Q:
ベートーベン「運命」の冒頭の音は
「運命が扉を叩く音」
と聞きましたが、本当ですか?
A:
実は「運命」というタイトルはベートーベンが付けたものではなく、ベートーベンが冒頭の4つの音について『このように運命は扉をたたく』と発言した、というエピソードが由来です。
しかし、このエピソードを広めたシンドラーという人物は、後の研究で誇張やねつ造が多いことがわかり、エピソードの信憑性も疑われています。
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そうそう。それは知ってた。
でも、私の知ってたのは、ここまででした。
次が驚き。
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A続き:
ベートーベンの弟子でありピアノの練習曲を数多く残した作曲家ツェルニーは、ベートーベンから「あの冒頭の音はキアオジという鳥の鳴き声だ」と聞いた、と証言していました。
確かにキアオジの鳴き声を聞いてみると、ピピピピピーと最後の音だけが伸びるようすは、まるで「第5番」の冒頭のよう。
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ええっ!鳥なの?!
でも似てる。最後の伸びるピーで、音が下がるところも。
ツェルニーって、ウソorホラor話を盛る人、には思えない作風だし。
キアオジの声、弦合奏っぽいと思いました。
ピーの前のピピピが多いけど、2nd-Va-1stと次々に弾くからピピピは増えるし、鳥って群れるし。
1楽章の最後なんか、鳥だらけ!だったのかあ~
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A続き:
また、「運命」の冒頭は、弦楽器の他にクラリネットも演奏されています。
木管楽器は鳥の鳴き声をあらわすケースが多く、第5番と同じ時期に書かれた「田園」でも、三羽の鳥が木管楽器で描写されています。
この頃ベートーベンは、鳥の鳴き声を音楽表現に多用していました。
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クラ重ねの謎、解けちゃうし。
鳥ですよ、のメッセージだったのかあ。
「ベートーヴェンの自筆譜には、フルートを書いて消した跡がある!」
とも、番組では紹介してました。
wikiに、その自筆譜が。
うわ~ほんとだ~
フルートは、もろ鳥じゃん、クラだと微妙だけど。
でもフルート入れたら、キアオジの声じゃなくなると思う。
ショックだったけど、もろもろ腑に落ちましたです。
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コメント
確かに! この鳴き声はそうみたいだ!
それにしても ららら♪クラシックのバックナンバーが多いこと吃驚!
バックナンバーの中に面白い話があったら教えて欲しい・・・
投稿: 酔法師 | 2016-04-12 19:56